振り返り

2022年の振り返り

※この記事にはBL・女装の要素を含みます※

久しぶりに見返して「4ヶ月くらい何にも更新していないな……」と思ったら1年と4ヶ月でした。
そんな馬鹿な……。

ということで、2月にはなってしまったのですが空いてしまった1年間の振り返りをしていきます。

カラー絵
1年間で描いたカラー絵は36枚（+描かせていただいた表紙2枚）でした。

2021年は3ヶ月で30枚以上描いたりしていたので、それに比べるとペースは落ちた感じはします。

2021年は意識的に「できることを増やす」というイラスト練習をしていたのですが、
2022年は振り返ってみると「今できることを把握する」という描き方をしていました。

それと一時期、エクセル内にてこういう振り返りをしていました。
好きな絵は描きつつ、「Twitterウケのいいイラスト」は何かを考えその条件に沿ったイラストを生産していく……というやり口で、ちょっとある種あざとい絵を描こうという期間がありました。
これが面白くって、条件を揃えていくことでTwitterと相性のいいイラストになっているな……というのがインプレッション数で顕著に把握できました。ゲーム感覚で面白い。
必ずしもこの条件がいい絵の条件なわけではないということはわかってるので、自分の絵へのフィードバックというよりはSNS分析に近かった気がします。

SNSと相性のいい項目の達成率を記録することで自分の好みや得意分野が把握できるのも面白い点です。
上の図だと「『個性』の達成率は高いけど『流行性・構図』の達成率は低い」など。
達成したかどうかの判断は自分がしているからアテになるかと言われたらそうでもないですが、自分への認識を改めて再確認するのは面白かったです。

漫画
2022年はカラー絵が減った分、原稿やアンソロ寄稿その他漫画などを描く機会が多かったです。
内訳は（確か）寄稿を3本、同人誌を4冊で、おそらく40〜50枚くらい描いていたのかな、と思います。
意図していなかったのですが、結果的に「絵が上手くなりたかったら同人誌を描け」「エロ漫画を描くと絵が上手くなる」という俗説を試すことができました。

絵が上手くなりたかったら同人誌を描け

←2022/3新刊　　　　　　　　　　　　2023/1新刊→

漫画を描いていくうちの実感として感じたのは、漫画をめちゃくちゃ描くと絵が安定するな……ということです。
当たり前ですが、漫画は「短いスパンで」「大量に」「同じキャラクター」を描く必要があるので自然と描き方が定まっていきます。効率化のために早い描き方も生まれたり、なんとか……。
あと、「ひと作品のうちはあんまり絵柄を崩さないようにする」というルールを定めて作画中は資料として他のページの自分の絵を出して今描いている絵と比較しながら描いたりしています。

あと描き込みの増やし方がようやくわかるようになった気がします。
同人誌ってデータから違う媒体に変わる、製作中と完成品の形が違うものだから個人的に客観視しやすいなと思っています。データで見た時のギャップが生まれやすい。その辺りから改善していきました。

エロ漫画を描くと絵が上手くなる

↑エロ落書き本の一部（女装）

これは「真実」だな……と思います。

身体を描かないといけない・絡み絵を描かなきゃいけないなど、人体をとにかく描かなければならないため、強制的に経験値を積まざるを得ないのはこのジャンルだなと思います。
あとこれは個人的な話かもしれないのですが、エロは他のジャンルより顕著に絵に違和感があると気になるというか、興奮できない……となるので、かなり注意深く描くため画力向上に繋がりやすい気がしています。
ただ荒療治的というか、描けないことをめちゃくちゃ確認させられるので精神に優しくはないです。
でも、エッチなのって嬉しくて……。

装丁
去年は2021年ほど積極的にイラストの練習等はできていなかったのですが、その分同人誌の装丁やデザインなど、いろんなことに挑戦できた年でした。

特に同人誌表紙やポスターには力を入れていました。

去年でいちばん褒めていただいた表紙です。
虎の穴さまに同人誌の表紙特集で紹介していただけて、嬉しかった思い出もあります（ありがとうございます……！）。
即売会会場ではスペースの前を通る方に話題にしていただけることも多く、拙いところはありますが私も気に入ってる表紙です。
表紙やポスターは人の目につきやすいので、どう印象をつけるか・インパクトを与えるかを考えるのが楽しかったです（この話は別の機会にまたまとめたいです）。

こんな感じで2022年は活動していました。
2021年にできるようになったことを客観視したり、それを用いてやりたかったことをやったり……。絵の上達という観点だけでいうと、いわゆるクールダウンみたいな一年になりました。
また改めて課題も出てきたり、自分の絵でこういうことができたらいいな（だから絵が上手くなりたいな）という目的・目標も出てきました。

あと嬉しかったのは、久しぶりにイベントに参加した際や匿名ツール等で「最近、絵が上手くなってすごいね」とかなりの頻度で言っていただけたことです。
上達するぞ！　と気合を入れて練習して、それが人から見てもできてる！　ってなるとかなり嬉しいです。本当にありがたい……。

2023年も頑張ります。今年も何卒よろしくお願いいたします。

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7月～10月の振り返り

お久しぶりです。忙しくて全く更新をしなくなっていました。

六月末あたり、満足いく絵ができた！　ということがあって以降、モチベーションが死んで完全に何をしたらいいのかがわからないという状態だったのですが、しばらくの後に卍リベにドハマりしてマグロのように絵を描いていました。
故に、振り返ることもなく生産生産！　というやり方でかなり絵の上達という点ではずさんな描き散らかしをしていた三か月間ではあったのですが、割と楽しく描けてはいました。
最近ようやく生産欲が落ち着いてきたので、このタイミングで振り返りをしていきます。

三か月間強でイラストは33枚でした（漫画を含めると59枚）。

私にしてはかなり多く描いているので、濃い三か月でした。
完全カラー絵のみというわけではないのですが、絵チャイラストなしでこの量は自分としては結構多いです。

ただ量は描いたけども目に見えた成長はあんまりないかもな～とか、できた部分がおろそかになっている絵があるなとかそういう粗雑さは結構感じています。
客観的視点という部分をかなりおろそかにしていた三か月ではあったので、その辺に目が行くように描いていきたいなあとは思いました。

赤枠の絵が結構よいと言ってもらえた絵なのですが、割と共通して『カラーは写真っぽい空気感、質感』『キャライラストはシチュエーションや状況、動きを感じられる』ものが向いているのかなと思いました。
振り返って見てみると意外と一貫性を感じるので定期的にやっていきたいです。

振り返りすることで気づきを得たり悩みの解決策がしっかり表れる手ごたえを感じたので、またどんどんやっていきたいです。
積極的な更新目指します……！！
2021-05-31　1ヶ月振り返り

今月はカラーイラストを13枚（漫画含めると19枚）描きました。

絵を完成させられない一か月だったな……と思いこんでいたのですが、意外と色々完成はしていて驚きました。絵チャ含めなくても四枚は上げていたので及第点ではないでしょうか。

一か月間にした練習はクロッキー9枚、模写1枚、添削振り返り7枚、理論1枚という内容でした。

この練習の成果としてかなり実感としてあったのは後半になるにつれて身体を描くことへの拒否感が薄れたことです。
下段左端の絵あたりから有料のクロッキー動画サイトに入って練習をし始めているので、確実にクロッキーの効果かな……と思います。続けていきたいです。

しかし、今月は絵が荒れている（今もあまり安定はしていないですが）ことが多かったのも特徴でした。おそらく模写などの見る力を鍛える時間が不足していたのかなと思います。
また、美術解剖学などの参考資料を元に理論的に学ぶことで改善する例もあるため、『躓いたときは自分の絵を振り返る→何がわからないか見直し資料から学ぶ』というサイクルを行いたいです。

また、絵を描く時間をかなり増やしたことで手首に負荷がかかりすぎて痛む時間が長かったので、ストレッチをするように心がけたいです。
とりあえず作業中2時間毎・作業前・作業後・就寝前はできるだけ……。

振り返りとしては、全体的によく絵が描けた一か月だったかなと思います。
背景ベタの絵だけでなく写真風のイラストを描いたり、積極的に色味の追加や華やかさについて考えたり、月末にはキャラクターデザインについて少し触れたりなど、いろいろできてよかったです。
ですが反対にいえば、具体的にどこに注力した・どこを改善させたという部分が見えづらい一か月だったとも言えます。最初の一枚と最後の一枚を比べて確実に上達した、とは言いづらいかたちになってしまいました。

ということで来月は実験的に一つのテーマに絞って絵の勉強をしていこうかなと思います。

今回設定する来月のテーマは『服を学ぶ』です。

デザイン、というよりはしわやつくり、質感や影の落とし方になります。
「肌の色は塗るのが楽しいけど、服は全くわからない」という悩みがあったため、解決につなげていけたらなと思いこのテーマにしました。

この内容を中心に学んでいきますが、振り返りにて良かった点であるクロッキーの継続、改善点だった積極的な模写、資料を使った学ぶことはちゃんと反映させつつ、やっていきたいと思います。

頑張るぞ～！