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これなんだけど
映画でバスケを終えた真緒に対して「カッコよかったね♪」とかではなく「器用だね♪」と誉めていたことがなんとなくずっと引っ掛かっていたのが何か……解けた気がした(自分の中で)。ありがたい。
興味ないスポーツでの活躍を褒めたら、そっちに夢中になって自分が構ってもらえなくなる……というのを常に体感してそうな感じなんだろうな。
デート場所がゲームセンターで、音ゲーマーの彼氏のプレイしてる後ろ姿を飽きてもなお見せ続けられる感覚……みたいな……。真緒が割とオタク気質だから、その彼女の感覚になりやすいんだろうな〜と思う。客観的に見て音ゲーとバスケは全然違うけど、凛月からしたら真緒を自分から取り上げるものは全部同じなわけで。でもそれを愛したいって漫画を読んだりもしてるから、愛だよなぁ……。
まあ部活中だったら自分との時間じゃなくて「部活の時間」だから、真緒の邪魔をしたくない凛月君がそれを止めるわけもないし頑張ってて偉いねって気持ちで見てるとは思うけど、
こう……「自分との時間」をよくわからん球遊びに邪魔されてお怒りなの、なんかかわいいな……って思った。
球遊び←素直に、エロいと思う
— わさび (@wasabicham) August 25, 2023
以上です。
漫画、ジャンルがいろいろあるけど自分が何が得意で何が苦手かが未だによくわかっていないからとにかく好きなやつから複数のジャンルを描くようにしてる。
出張編集部でも複数冊持っていくと色んなジャンル描いてますね〜ってよく言われるから(絞ったほうがいい、という意見もあると思うけど)側から見てもジャンルが分かれているように見える、んだと思う……のでそれぞれでどう違いを作ってるのかを書いてく。
一気に全ジャンル書くと長くなりそうなので、今回は「不条理ギャグ」の話。
※以下二次創作BLの内容を含みます
意味不明なギャグ、通称不条理ギャグ。常識だとあんまり考えられない展開がある話……と認識してる。ホラーとかオカルト系にこういう作風は多い気がする。大川ぶくぶ先生とかも話によってはこのジャンルかも。
いろいろ描き方はあるだろうけど、自分の場合は「デフォルメ強めのコミカルな絵柄をメインに使用する」「テンポ感を意識する」「読ませるセリフ・読ませないセリフを作る」の3点を特に意識して描いてる。
阿部共実先生がめちゃくちゃ好きなので、影響が端々に出ている……。
「デフォルメ強めのコミカルな絵柄をメインに使用する」のはなぜかっていうと、
「情報量が少ない=読むカロリーが低い」→コマを読む時間が少なくなるという認識だからだ。
後述する話にも出てくるけど、自分は不条理ギャグを描くにあたって読ませたい箇所や重要な箇所は全体の1/10以下なことが多い。
9/10の伏線と1/10の本編の配分で描いているので、実は読んでほしい箇所がめちゃくちゃ少ない。伏線が気になる人が二周目すればいいやの気持ちで描いてる。読み手に優しいとは到底言えないが……まあ不条理ギャグってそういうもんだし……(個人の意見)。
上の漫画、実はこのページに読んでほしいテーマに沿った箇所はない。中身があるような無いような哲学っぽい雑談にしてる。
その雑談にこの漫画の舞台設定や仕組みなどを混ぜているけど、そこは読み取れても読み取れなくてもいい、何せ本編ではないので……という感じだ。おまけの水平思考クイズみたいなもん。
それにあたって、1/10とそれ以外の部分で読むスピードに緩急をつけてもらいたい。重要なところはゆっくり読んでほしいし、そうじゃない部分はサクサク読んでもらいたい。という理由で重要じゃない箇所は「デフォルメ強めのコミカルな絵柄をメインに使用する→情報量が少ないから、費やす時間が減る」を愛用してる。
ギャグは特にテンポ感が大事……というのをどこかで聞いた気がする。基本的に会話劇で構成されてるからかな。自分が描いたものがギャグかどうかは一旦端に置く。
好みの問題かもしれないんだけど、不条理ギャグはオチに向かってテンポを落としていくと上手くいく気がする。そのため、最初の部分は豪速球か?というくらいテンポを速くしたい。緩急をつけたいから……。
テンポのいい会話というのはラリーが続く・ボケとツッコミの関係性が上手く作られていると思ってる。会話量的にはボケ:ツッコミで9:1〜7:3くらい。この配分を5:5して、ボケの一つ一つに細かく突っ込むとテンポが滞ってしまう。ボケの長い言葉にツッコミが短く返す、くらいがちょうどいい。
別にお笑い芸人を描いているわけではないけど、ギャグを描く時はボケとツッコミの関係性に沿わせて描くことが多い。実際のお笑い芸人のコントを見るとめちゃくちゃ勉強になる。
で、テンポの落とし方はツッコミ側に与える時間を増やすことだ。手段は何でもいい。今まで切れ味の良かった発言を濁させる、長考させる、今までのボケを全部ツッコむなどなど。とにかく「与える時間を増やす」というのを念頭に置いて描いていくとテンポが緩やかになっていく……気がする(少なくとも自分は)。
テンポを落とすにあたって「コマを大きくする」「人物の描き込みを増やす」「セリフ量を減らす」という意識をしてる。デフォルメじゃないコマを増やすとか、ツッコミを長考の時間にさせるとか……。セリフは減らす、作画の情報量は増やすって感じ。
▲作画のデフォルメを徐々に低くして読むのにかかる時間を増やしていってる。
ここで読んでほしいのは「それこそが 究極の愛だと思わない?」のコマ
「重要なセリフ」と「読む必要のないセリフ」の違いを明確に描く必要がある。
これは主観だけど、吹き出しに3行以上あるセリフを初見でしっかり読み込まれることはあんまりない……気がしてる。あまり頭に入ってこないのだ。私自身、漫画の好きなセリフは大抵2行以内だったり、吹き出しが小分けにされていることが多い。
……ので、重要なセリフや読み飛ばしてほしくないセリフは吹き出しに短く収まるようにする。
逆に言えば吹き出しの許容量を超えるセリフを入れていくと読み流されるセリフになる、という感じだ。
あと重要なセリフのコツとして、単純だけど吹き出しを大きくするっていうのを多用してる。吹き出しの余白を増やすことで文字とのコントラスト差が際立って目立って見えるし、大事なものはデカくしたほうが絶対わかりやすい。フォントサイズとかも他より違和感ないくらいには大きくしてる。
こうやって書き出してみると理解はしてるけどやれてなかったな〜みたいなのも含めて見えてくるから、この辺気をつけてまた漫画描くやつとかやりたいな。以上、漫画を描く話でした。
短いけど終わり。以上、日記でした。
最近、アークナイツを始めた。寒芒クルースちゃん、可愛い!
新しいジャンルに触れている時の全部新鮮な感じが楽しくて仕方なくて、常にアークナイツのことを考えてしまう。アークナイツ楽しい! アークナイツ狂いになってしまう……。サブスク(月額課金)も始めちゃったし……。
元々ゲームはそんなに得意じゃなくて、どんなゲームでも「概ね遊んだな」と感じたら満足してしまうたちだ。マリオは8面までいけないし、マルチエンディングは網羅できない。その前に満足してしまう……それは今でも変わってない。直したいとは思ってるが……。
そんな感じなのにアークナイツは今のところ連続ログインが2ヶ月ほど続いている。嬉しい。
拘束時間が少ない、オートでもかなりの旨味がある(素材集めが基本オート)、程よく頭を使える部分がある……というのがかなり自分に合ってる点かもしれない。
ゲーム性が高いため、スマホゲームをやっているという感覚よりは「スキマ時間でできるコンシューマーゲーム」を手に入れたような気分になる。コンシューマーゲームへの自分のイメージ……という言い回しになって恐縮だが。
ただ、ゲーム性がかなり高い=ゲーム玄人向けだな……と感じるので、自分の知識不足に歯がゆい思いをする部分は多々ある。攻撃力は高いけど攻撃速度は遅い子の使い方は……みたいな。
脳の普段使わない部分をフル回転させている感覚があるので、脳機能低下の防止とかにもなるのかもしれない。定年を終えてゲームにハマる……というのは、もしかするとかなりボケ対策として優秀なのでは……。
あと、アークナイツはめちゃくちゃ曲がいい。
メインストーリーの章ごとにもイベントごとにもしっかり曲がある。音ゲーじゃないのに……。
ゲーム内でインストが流れる以外でも、Youtubeや各サブスクで聴くことができるのも嬉しい。
なんかアークナイツのことを「音楽会社が趣味で作ってるゲーム」と言ってるコメントをよく見かけるんだけど、これは本当なの?真実味があるくらい曲がめちゃくちゃかっこいい……。
以上、日記でした。
貰ったお菓子のパッケージに「頑張らないキミも素敵」というメッセージが印刷されてた。最近、この言説が流行っているよな〜。頑張りすぎて無理しないでね、みたいな。
実際疲労による健康被害って相当なものだから、正しいとは思う。
ただ、この言葉って「うつ病の人に頑張れっていうの良くないよ」っていう流行みたいな危うさを孕んでいるな……とも感じてる。
「こういうカテゴライズだから、こうしてほしいんでしょう」っていう決めつけで動きすぎると、自分は何と対峙していて何と会話してるのかがわかんなくなりそうで怖い。
そっちの方が楽っちゃ楽だし自分の正しさを世間の流行に沿わせているわけだから、共感もしてもらいやすいし……。
ただそれってちゃんと人間と会話してる!? 「流行」や「世論」と喋ってるだけなのかも知れなくない!? みたいな……。
いやこの「頑張らないキミ『も』素敵」という話だから頑張ってるキミのことは当然素敵で、キミが存在してくれたら何でもいいんだよって意味合いかも知れないんだけど本当にキミが存在してくれたら何でもいいって思うような人間って、いる!?
そんな人間なんているはずが……
宵の宴♪バンドアンサンブル 「前夜祭/第七話」
— わさび (@wasabicham) August 14, 2023
萌える〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! pic.twitter.com/YWkdtmnZoG
いた〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
えっ!? いることあるんだ……。
他人をごみくずみたいに使い潰されて捨てられても、流した血や涙すらも一滴残さずに愛する人って本当にいるんだ………………………………………………………………………………………………(彼は吸血鬼ですが……)。
萌えちゃう……。嬉しい……。こんなの……嬉しいよ……ッ!!!!!!
愛って色んな形があると思うんですけど、「君がどうなっても愛するよ」というのは一つの究極系だと思ってて、それを心に決めるのって難しい。そしてこの言葉って受け取る側も「『どうなっても愛する』ということの立証」「相手への信頼」を必要とすると思ってて……。
まあこのストーリーだけでは真緒はきちんと受け取れてなかった・受け流していたふうに捉えてたんだけど(明確な描写もなかったので)、時間が経って色んな経験をして、この言葉を受け止められるくらいの関係を構築しててすごい……すごいな……って思った。え? すごくない……!?
萌える〜〜〜〜……これが愛というものですか……。嬉しい……。これが観測できる時代に生まれてよかった。
以上、日記でした。